スワンナプーム国際空港(BKK)は、バンコクを訪れる海外ゴルファーの大多数が降り立つ玄関口です。市内中心部からおよそ30km東に位置し、タイに乗り入れる長距離便や近距離便の多くを扱っています。ターミナルからホテルへ、あるいはコースへ直接向かうのは、一見シンプルに思えます — ゴルフバッグを計算に入れるまでは。このガイドでは、ゴルファーが現実的に選べる移動手段を、正直な費用の目安、所要時間、実用的なコツとともに一つずつ見ていきます。
クラブを持っているときこそ、移動手段の選択が重要になる理由
ゴルフバッグは大型の受託手荷物です。ソフトタイプのトラベルカバーでもかさばって重く、ハードタイプのトラベルケースとなると取り回しが大変です。この一点だけで、いちばん分かりやすい「手軽な」選択肢(鉄道リンク)は候補から外れ、どの手段が現実的に使えるかが決まってきます。
どの移動手段を検討するときも、確認しておきたい重要なポイントは次のとおりです。
1. 車両にクラブが物理的に収まるか — 標準的なセダンのトランクでは、ハードケースが入りきらないことがあります。
2. ドライバーがバッグの存在を把握しているか — 事前に伝えていない大型荷物は、車寄せでの遅れの原因になります。
3. 料金は固定かメーター制か — クラブを載せている状況では、目的地で料金をつり上げるようなドライバーは避けたいところです。
選択肢1:メータータクシー
メータータクシーは到着ホールのレベル1で利用できます(「Public Taxi(公共タクシー)」の案内表示に従って、正規の乗り場に進んでください)。ターミナル内で客引きが持ちかけてくる誘いには応じず、必ず正規の乗り場の列に並びましょう。
- 費用の目安: 市内中心部のほとんどの目的地まで、交通状況や正確な行き先によっておよそ300〜500THBです。
- 高速道路料金: メーター料金に加えて50〜75THBが必要で、各料金所で乗客が支払います。
- トランクの容量: 標準的なセダンのタクシーなら、ソフトタイプのゴルフトラベルカバーの多くは積めます。大きなハードケースの場合は、ステーションワゴン型のタクシーかミニバンを頼みましょう — 正規乗り場の配車係が手配を手伝ってくれます。
- ぼったくり対策: メーターの使用を拒む、あるいは出発前に高めの固定料金を提示するドライバーがいたら、断って列に戻りましょう。
料金は定期的に改定されるため、出発前にタクシーカウンターで現在のメーター料金を確認してください。
選択肢2:Grab(配車サービス)
Grabは東南アジアで最大手の配車サービスで、スワンナプーム空港でも合法的に営業しています。予約はGrabアプリから行い、確定前に料金の見積もりが表示されます。
- 費用: メータータクシー料金に高速料金を加えた額と同程度です — 市内中心部までは同様に300〜550THBほどを見込んでおきましょう。
- クラブを持っての予約: 十分なトランク容量を確保するため、標準のGrabCarではなくGrabCar PlusまたはGrabSUVを選びましょう。予約時に大型荷物がある旨を備考欄に記載しておきます。
- 支払い: アプリ経由で標準はキャッシュレスのため、まだ両替を済ませていない海外からの旅行者にも便利です。
選択肢3:専用送迎またはホテル送迎
ゴルファーにとっては、これが最も快適な選択肢となることが多いです — 特に複数のバッグを持つ場合、グループでの移動、あるいは市内のホテルではなくコースへ直接向かう場合に向いています。
- 費用の目安: 専用車やバンでの市内中心部への送迎で、事業者や車種によっておよそ800〜1,500THBです。
- 手配の方法: 出発前にホテルのコンシェルジュを通じて、信頼できるゴルフツアーオペレーターを通じて、または空港レベル1の正規リムジンカウンターで予約します。
- 予約時に確認すること: 車種(ハードケースがある場合はミニバンかステーションワゴンを確認)、乗車人数、そしてドライバーがゴルフ用具について把握していること。
選択肢4:エアポート・レール・リンク — クラブを持っていると不向きな理由
エアポート・レール・リンクは、スワンナプーム空港とパヤタイ駅を約30分、料金約45THBで結んでいます。速くて、身軽な旅行者にとっては非常にコストパフォーマンスに優れています — ですが、ゴルフクラブを持っての利用は現実的ではありません。車内には専用の手荷物置き場も、大型荷物用のスペースもありません。ゴルフのトラベルカバーは、改札を通り、エスカレーターを使い、混雑した車内で取り回すのが極めて困難です。
正直な所要時間
スワンナプーム空港とバンコク中心部を結ぶ高速道路の交通量は、時間帯によって大きく変わります。
| 出発時間帯 | 市内中心部までの目安時間 |
|---|---|
| 早朝(5:00〜7:00) | 25〜40分 |
| 午前中(9:00〜11:00) | 45〜60分 |
| 夕方のピーク(16:00〜19:00) | 75〜100分以上 |
| 夜遅く(21:00以降) | 35〜50分 |
到着当日にティータイムを予約している場合は、十分な余裕を見ておきましょう — ピーク時には所要90分が現実的です。
ポイントまとめ
- クラブを持つゴルファーにとって、最も実用的なのはメータータクシーとGrabです
- ハードタイプのゴルフトラベルケースには、GrabSUVを選ぶかステーションワゴン型のタクシーを頼みましょう
- 専用送迎(800〜1,500THB)は、グループでの移動やコースへの直行に最も頼りになります
- エアポート・レール・リンクはゴルフクラブを持っての利用には不向きです — 大型荷物用のスペースがありません
- 夕方のピーク時(16:00〜19:00)は75〜100分を見込んでおきましょう
- 高速道路を利用する際に備え、料金所用の現金(50〜75THB)は少額のバーツ紙幣で用意しておきましょう
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